株式会社スタジオ雲雀のご紹介
スタジオ雲雀は1979年創業のアニメーション制作会社です。
社員数は約90名で、TV向けアニメーション制作を主力に、遊戯機器・ゲーム用の映像制作等に加え、昨今では海外のアニメーション作品の受注も請けております。
ところで、一口に「アニメーション制作会社」といっても業態は色々あります。
・手書きスタッフを抱える作画スタジオ
・背景のみを行う美術会社
・動画と仕上げのみを行う動仕会社など
規模や種類に応じて様々です。
弊社はそれらの部門を社内に持ち、一貫制作を行えるアニメーション制作スタジオとして体制作りを行っています。
しかし、現在のアニメーション制作は、こういった中小のスタジオとの連携で成り立っている部分も多く、お互いが持ちつ持たれつの関係で制作を行っている現実もあります。
ここで、海外のアニメ制作会社との繋がりに関して補足します。
事の起こりは、TVアニメ制作本数が急激に伸び始めた2000年初頭に遡ります。
この頃から、特に人手のかかる作画の国内スタッフの確保が難しくなり、業界全体がその労働力を海外に求めるようになりました。
作業の多くは、中間工程の動画と仕上げ(「動仕」と呼びます)が主体で、主に中国や韓国に発注され規模が拡大していきました。
これにより、アニメーションの制作本数は爆発的に伸び、ピークの2006年には年間250本以上も制作されました。
しかし、低予算、超短期スケジュール制作によって、クオリティが著しく低下した作品も多く、海外に動画を発注する事の大きなリスクとなっています。
近年では一時期に比べアニメの制作本数は減りましたが、コンテンツとしての注目度は以前よりも増しています。
そのため、ある程度品質をコントロールしつつも、安価な労働力を得るため、海外に直轄のスタジオを持つ事が重要な要素となりました。
スタジオ雲雀がベトナムに海外拠点を立ち上げたのは約3年前です。
候補地として他のアジア諸国の中からベトナムが選ばれた理由としては
・中韓は新規参入するのはリスキー
・ベトナム経済の著しい成長とインフラの充実
・競合する会社が少ない
・勤勉な国民性(ただし、仕事は仕事と割り切っている)
・クリエイティビティのあるスタッフの存在等が挙げられます。
ただし地理的に遠い(成田発で片道6時間)事もあり、手書き素材を空輸等で送るのが難しく、中韓に発注するのとはまた違った苦労も多いです。
また、完全デジタルの作画工程も研究中ですが、コストや教育等課題は多く、実現はもう少し先の話となりそうです。
ベトナムにお越し頂く際は、是非ともご見学頂ければと思います。
