理事長就任のご挨拶 小島 一成
平素より、一般社団法人日本コンテンツ振興機構(CPO-JP)の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
一般社団法人 日本コンテンツ振興機構
日本のコンテンツ産業の多様な発展に必要な調査・研究を行い、その基盤に立った振興事業を推進することにより、世界のコンテンツ市場での競争力の強化を図ると共に、日本におけるコンテンツ関連企業や教育機関、また、それを支えるインフラ等を含めたコンテンツ産業の発展を目指す。
また、情報通信とビジネスモデルの進化に伴う新しい市場の展開に対応してネットワークを活用した事業の展開により、コンテンツ業界はもとより観光、芸術、芸能および国際的な人材育成など他事業と連携した多角的な市場の拡大に寄与する。
平素より、一般社団法人日本コンテンツ振興機構(CPO-JP)の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
この度,一般社団法人日本コンテンツ振興機構は,新たな事業計画によって沢山の方々のお力添え,そして,コミュニティ…
PS5やSwitch2、ガンプラ、ポケモンカードなど人気コンテンツを巡る転売問題は、ファンやメーカー双方に深刻な影響を及ぼしています。欲しい時期に正規入手できなければ、ユーザーは他のコンテンツに移行し市場は縮小します。転売は需要を歪め、メーカーの実際のファン数把握を困難にします。健全なコンテンツ振興のためには、ユーザーの意識と制度的な仕組みづくりが不可欠です。
Web制作の現場で25年以上活動してきた筆者が、数多くのプロジェクトで経験した「失敗例」から学んだ教訓を語ります。メンバー間の意識共有不足、プロジェクトマネージャーが作業を抱え込む危険性、顧客の希望に振り回された無理な納期など、失敗を通じて見えた実践的なポイントを紹介します。
AIによるアニメーションや画像生成が拡大する中、「声優やアニメーターは不要になるのか」という懸念が浮上しています。筆者はAIを道具として活用しつつも、その限界とリスクを指摘。データの質、誤情報の可能性、著作権や声に関する法制度の未整備など、今後の議論に不可欠な観点を整理しました。
日本のゲームやアニメはしばしば世界の神話や宗教を題材にしますが、その描写は元の信仰や伝承と異なることが多いです。例えば、ゲームに登場する竜「バハムート」は聖書やイスラム伝承とは別物として描かれます。女神転生やペルソナ、ゴッド・オブ・ウォーなども独自解釈を加えた好例です。これらは「パクリ」ではなく創作上のインスパイアであり、元の神話を学ぶきっかけにもなります。
「温泉むすめ」や「月曜のたわわ」、近年の広告炎上や『カードキャプターさくら』への批判など、作品を巡る議論は絶えません。企業や団体は時に辞退やスルーで対応し、ファンは作品を守ろうと声を上げました。創作は現実とは異なる想像の営みです。安易な批判で萎縮させるのではなく、どうすれば前向きに表現を育てられるかを考え、クリエイターにエールを送りたいと思います。